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米国カリフォルニア州では、2011年1月から新しい建築基準が施行されます。
California Building Standard CommissionとCalifornia Department of Housing and Community Developmentでは、この新しい建築基準を周知させるため、カリフォルニア州内で頻繁にセミナーを開催しています。これまでの建築基準との最も大きな違いは、一般的な建築基準に加えて、LEED(環境にやさしい建築物を評価するプログラム)で要求されているような環境対策が法規制として組み込まれ、必須条件となることです。この基準の適用は、2011年1月以降の新築案件だけに限定されます。
こうした環境対策が必須の建築基準の施行は、米国ではロードアイランド州に次いで2番目ですが、カリフォルニア州の巨大な建設市場における大きな変化として、設計者、建設業者、不動産業者等の関心は高くなっています。なお、日経アメリカ社はこのセミナーのスポンサーとなっており、日系企業の環境にやさしい製品が会場で紹介されています。
カリフォルニア州の新しい建築基準のホームページ:
www.bsc.ca.gov/default.html
日経アメリカ社の環境技術マーケティング支援プロジェクト(Green Innovation Connect):
www.nikkeiamerica.com/greentech/index.html